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2013-07-15

番号付箇条書きの見出し部をカスタマイズ

  •  標準では、enumerate環境の見出しは階層に応じて7のように変化
表 7:enumerate環境の階層と見出し
階層
1
2
3
4
カウンタ
enumi
enumii
enumiii
enumiv
表示
1.
(a)
i.
A.
  •  enumerate環境はenumi, enumii, enumiii, enumivというカウンターを使って番号を管理
  •  enumerate環境の見出し部分は大きく2つの要素から構成
    \theenumi:
    番号の部分。1, a, i, Aなど
    \labeenumi:
    番号に装飾を加えたもの。1., (1)など
  •  上記のコマンドを再定義することでenumerate環境の見出し部分を変更可能
    •  番号の形式(1, a, i, A, あ, アなど)を変更するなら\theenumi
    •  番号の装飾(前後の文字、枠囲み、丸囲みなど)を変更するなら\labelenumi
変更例1:
レベル1を丸括弧付きの漢数字に変更(要plextパッケージ)
\renewcommand{\theenumi}{\Kanji{enumi}}
\renewcommand{\labelenumii}{(\theenumi)}
\renewcommandは以下の\defコマンドでも可能
\def\theenumi{\Kanji{enumi}}
\def\labelenumi{(\theenumi)}
変更例2:
レベル1を丸付き小文字アルファベットに変更(要emathパッケージ)
\def\theenumi{\marucnt{enumi}}
変更例3:
数字の前に日本語
\def\labelenumi{ステップ\theenumi.}
*TeXでは以下に例を示しているがbloggerでの表示の仕方が分からないので例はなし。

  1.  レベル1-1
  2.  レベル1-2
  3.  レベル1-3
  1.  レベル1-1
  2.  レベル1-2
  3.  レベル1-3

  1.  レベル1-1
  2.  レベル1-2
  3.  レベル1-3
  1.  レベル1-1
  2.  レベル1-2
  3.  レベル1-3

  •  enumiとなっているのをenumii、 enumiii, enumivとすれば対応する階層の見出しが変化
  •  番号部分の書式は8に示したコマンドで変更可能
    表 8:カウンタの出力表現
    コマンド
    表示内容
    表示例
    対応範囲
    パッケージ
    \the<ctr>
    \arabic{<ctr>}
    1, 2
    標準
    \arabic{<ctr>}
    算用数字
    1, 2, ...
    標準
    \roman{<ctr>}
    小文字ローマン数字
    i, ii, ...
    標準
    \Roman{<ctr>}
    大文字ローマン数字
    I, II, ...
    標準
    \alph{<ctr>}
    小文字アルファベット
    a, b, ...
    26まで
    標準
    \Alph{<ctr>}
    大文字アルファベット
    A, B, ...
    26まで
    標準
    \fnsymbol{<ctr>}
    脚注記号
    *, †, ...
    9まで
    plext
    \Kanji{<ctr>}
    漢数字
    一, 二, ...
    emath
    \カタカナ{<ctr>}
    カタカナ(五十音順)
    ア, イ, ...
    emath
    \ひらがな{<ctr>}
    ひらがな(五十音順)
    あ, い, ...
    emath
    \イロハ{<ctr>}
    カタカナ(イロハ順)
    イ, ロ, ...
    emath
    \いろは{<ctr>}
    ひらがな(いろは順)
    い, ろ, ...
    emath
    \甲乙{<ctr>}
    十干
    甲, 乙, ...
    emath
    \十二支{<ctr>}
    十二支
    子, 丑, ...
    emath
    \marucnt{<ctr>}
    丸数字
    emath
    \nagamarucnt{<ctr>}
    長丸数字
    emath
    <ctr>はカウンタを表し、0のときは何も表示しない
参考:
  • Goossens, M. (1998): The LATEX コンパニオン ( アスキーアジソンウェスレイシリーズ ) ,アスキー
  •  http://emath.s40.xrea.com/ydir/Wiki/index.php?enumerate%B4%C4%B6%AD%A4%CE%B3%C8%C4%A5
  •  http://www.ecs.shimane-u.ac.jp/~nawate/lecture/seminar00/6-9/tex.html
  •  http://d.hatena.ne.jp/khiker/20060805/1154803197

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